民間の気象会社などが発表した最新のサクラの開花予想によりますと、この春のソメイヨシノの開花は、全国的に平年並みで、最も早いところで来月19日から21日ごろと予想されています。
このうち、民間の気象会社、ウェザーマップが8日に発表したこの春のソメイヨシノの開花予想日は、最も早いのが高知市で来月19日ごろ、福岡市と鹿児島市で来月23日ごろ、東京の都心と名古屋市で来月27日ごろ、大阪市と広島市で来月28日ごろ、金沢市と福井市で4月4日ごろ、仙台市で4月11日ごろなどと、九州や四国などでは平年より早いところもある見込みですが、全国的には平年並みと予想されています。
また、日本気象協会が7日に発表した予想によりますと、最も早いのが高知市と熊本市、宮崎市で来月21日、東京の都心と福岡市で来月24日、名古屋市で来月26日、広島市で来月27日、大阪市で来月28日、金沢市と福井市で4月4日、仙台市で4月11日などと、九州では平年より早い地域がありますが、全国的には平年並みとなっています。
日本気象協会は「先月下旬に数年に一度の非常に強い寒気が流れ込み、西日本と東日本の各地でかなりの低温になったことで、サクラが開花の準備に入る休眠打破が順調に進んだと見られるほか、今月下旬からは気温がおおむね平年並みで推移すると予想されるため、開花の時期は平年と大きくずれることはないと考えられる」と話しています。
気象会社などは、今後も最新のデータに基づき開花予想を発表する予定です。
-- NHK NEWS WEB