8日の東京外国為替市場は、アメリカの長期金利や東京株式市場の株価が上昇したことを手がかりに、ドルを買って円を売る動きが進み、円相場は値下がりしました。
午後5時時点の円相場は、7日と比べて50銭、円安ドル高の1ドル=109円53銭~54銭でした。
一方、ユーロに対しては、7日と比べて66銭、円高ユーロ安の1ユーロ=134円36銭~40銭でした。
ユーロはドルに対しては、1ユーロ=1.2267~68ドルでした。
市場関係者は「アメリカの長期金利や東京株式市場の株価が上昇したことから、比較的、安全な資産とされる円を売って、より高い利回りが見込めるドルを買う動きが進んだ。ただ、先週末から始まった世界的な株安以降、投資家の警戒感は強まっていて、来週、発表されるアメリカの消費者物価などを見極めたいという投資家が多い」と話しています。
-- NHK NEWS WEB