9日の東京株式市場は、8日のニューヨーク市場で再び株価が急落したことを受けて売り注文が広がり日経平均株価は、一時、700円以上値下がりし、終値としてことしの最安値を更新しました。また今週はリーマンショック直後以来の記録的な下落幅となりました。
9日の東京株式市場は、8日のニューヨーク市場でダウ平均株価が再び1000ドル以上、急落したことを受けて取り引き開始直後から売り注文が広がり、日経平均株価は、一時、700円以上、値下がりしました。
その後、買い戻す動きも出ましたが、日経平均株価は、結局、前日より508円24銭安い2万1382円62銭となり、終値としてことしの最安値を更新しました。
東証株価指数=トピックスは33.72下がって、1731.97。1日の出来高は21億3748万株でした。
市場関係者は「東京市場にとどまらず、アジア各地の市場でも株価がのきなみ下落したことで株式市場は再び“世界同時株安”の様相を呈している。投資家は先行きへの警戒感を一段と強めていて、このあとの欧米市場の値動きを注視している」と話しています。
-- NHK NEWS WEB