おととし、甲府市の住宅で不動産会社の役員の男性が血を流して倒れているのが見つかり、その後死亡した事件で、警察は、山梨県と神奈川県内に住むいずれも24歳の男2人が住宅に押し入ったうえ男性を殴って死亡させたとして、強盗致死などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、神奈川県厚木市の無職、武井北斗容疑者(24)と、山梨県甲斐市のアルバイト、金丸拓人容疑者(24)の2人です。
この事件は、おととし8月、甲府市朝気の住宅で、この家に住む不動産会社役員、若宮利雄さん(当時73)が玄関先で血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡したものです。
警報装置が作動して警備員が駆けつけた際、住宅の中には2人組がいて警備員を殴って逃げたことから、警察はこの2人が関わった疑いがあると見て、現場の遺留物を調べるなどして捜査を進めていました。
その結果、武井容疑者と金丸容疑者が強盗目的で住宅に押し入り、若宮さんを殴って死亡させたとして、強盗致死などの疑いで逮捕しました。
警察は、事件の動機や詳しいいきさつについて調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB