南米のコロンビアで20日貨物機が墜落して乗員5人が死亡し、航空当局が墜落の原因を調べています。
コロンビアの航空当局によりますと、ベネズエラとの国境に近い東部のプエルト・カレーニョで20日午後、首都ボゴタの空港に向かっていた地元の航空会社の貨物機が墜落しました。この事故で乗員6人のうち5人が死亡し、1人が救助されましたが、けがをしているということです。
現場近くで墜落前後の貨物機を撮影した映像には、貨物機が離陸する際に滑走路をオーバーランする様子や、墜落して火災が起き黒煙が上がる様子などが映っています。
貨物機は離陸してからおよそ3分後に空港から10キロほど離れた場所に墜落したということで、航空当局が当時の状況や詳しい事故原因を調べています。
コロンビアでは、先月28日に旅客機が中部の山岳地帯に墜落し、ブラジルのプロサッカーチームの選手など71人が死亡する事故が起きたばかりでした。
-- NHK NEWS WEB