14日の東京外国為替市場は、日本時間の14日夜に発表されるアメリカの物価指標がインフレ傾向を示せば、株価が再び下落するのではないかという警戒感から、ドルを売って円を買う動きが進み、円相場は一時、およそ1年3か月ぶりに1ドル=106円台まで値上がりしました。
市場関係者は「アメリカの消費者物価や小売りに関する指標が上昇し、インフレ傾向を示せば、アメリカで長期金利が上昇し、再び株価が下落するのではないかという警戒感から、ドル売りが進んでいる。東京株式市場で株価が下落していることもドル売り円買いの材料になり、おととし11月以来の1ドル=106円台まで値上がりした」と話しています。
-- NHK NEWS WEB