大手食品メーカー「日本ハム」の執行役員が、去年10月、空港のラウンジで、社長も一緒にいる際、航空会社の女性従業員に対して不適切な発言をし、先月、社長が辞任し、執行役員も退職しました。
日本ハムの説明によりますと、去年10月上旬、当時、執行役員だった男性が、海外出張で空港のラウンジにいた際、航空会社の女性従業員に対して不適切な発言をしたと、10月下旬に航空会社から報告があったということです。
ラウンジには当時の末澤壽一社長も一緒にいて、末澤社長は先月29日、「一身上の都合」を理由に社長を辞任し、執行役員も退職しました。
日本ハムによりますと、社長自身は不適切な発言はしていないということですが、会社では、一連の行為について「執行役員という立場で不適切な発言があったことは極めて遺憾で、今後、コンプライアンスのさらなる強化に努めてまいります」としています。
一方、末澤氏は、プロ野球日本ハムの球団のオーナーは続けています。
-- NHK NEWS WEB