大雪の影響で、22日、北海道の空の便は欠航が相次ぎ、新千歳空港では足止めされた乗客およそ3000人がターミナルビルで一夜を過ごしました。航空各社は、23日も雪の影響が出る可能性が高いとして、最新の情報を確認するよう呼びかけています。
新千歳空港では、22日の1日で22センチの雪が降り、除雪作業で滑走路が断続的に閉鎖されたことなどから、合わせて224便が欠航しました。
空港のターミナルビルでは、予定していた便に乗れなかった乗客およそ3000人が足止めされ、ふだん夜間は閉鎖される国内線と国際線のターミナルビルが臨時で開放されました。ターミナルビルの運営会社によりますと、雪の影響で一夜を過ごす乗客の数としては、これまでで最も多いと見られるということです。
連休で福岡県を訪れる予定だという34歳の男性は「背中は痛いですが、空港で寝ようと思います。あすの便の予約はなんとか取れたので、飛行機が飛んでほしいです」と話していました。
航空各社は、22日に欠航になった便の機材繰りの影響などで、23日に北海道を発着する合わせて23便の欠航を決めているほか、今後も雪の影響が出る可能性が高いとして、最新の情報をホームページなどで確認するよう呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB