20日の東京外国為替市場は、世界的な株安に対する警戒感がひとまず後退し、比較的安全な通貨とされる円を売ってドルを買う動きが出て、円相場はいくぶん値下がりしました。
午後5時時点の円相場は、19日と比べて41銭円安ドル高の1ドル=106円97銭から98銭でした。
ユーロに対しては、19日と比べて6銭円高ユーロ安の1ユーロ=132円21銭から25銭でした。
ユーロはドルに対しては1ユーロ=1.2359から60ドルでした。
市場関係者は「世界的な株安に対する警戒感がひとまず後退し、比較的安全な通貨とされる円を売って、ドルを買う動きが出た。ただ20日の東京株式市場で株価が下落に転じたことから積極的な取り引きを控える投資家も多くなるなど、市場の警戒感は根強い」と話しています。
-- NHK NEWS WEB