20日のニューヨーク株式市場は、長期金利が上昇することへの懸念が再び高まったことなどから、ダウ平均株価は250ドル余り下落し、7営業日ぶりの値下がりとなりました。
20日のニューヨーク株式市場は、長期金利が上昇して企業経営の重荷になるという懸念が再び高まったことなどから売り注文が広がり、ダウ平均株価は、一時、330ドル余り下落しました。終値では2万4964ドル75セントと、先週末より254ドル63セント値下がりしました。
ダウ平均株価は、今月上旬に大幅に下落したあと、買い戻す動きが出て、先週末までは値上がりが続いていました。アメリカの3連休が明けての取り引きとなった20日は、7営業日ぶりの値下がりとなります。
市場関係者は「予想を下回る決算を発表したアメリカの小売最大手、ウォルマートへの売り注文が増え、全体の株価を押し下げる要因の一つになった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB