21日の東京外国為替市場は、アメリカの長期金利の上昇を受けて値下がりしていたドルを買い戻して円を売る動きが広がり、円相場は、値下がりしました。
午後5時時点の円相場は、20日と比べて80銭、円安ドル高の1ドル=107円77銭から79銭でした。またユーロに対しては、20日と比べて50銭、円安ユーロ高の1ユーロ=132円71銭から75銭でした。ユーロは、ドルに対しては、1ユーロ=1.2314から15ドルでした。
市場関係者は「このところ円高ドル安傾向が続きドルに割安感があるなかで、アメリカの長期金利が上昇したことで、より利回りの見込めるドルを買い戻し、円を売る動きが広がった。ただ株価は、依然不安定なため投資家の警戒感は根強く、当面は、株式市場に左右される展開が続きそうだ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB