先月、青森市の八甲田山系の樹氷やその周辺が蛍光塗料で落書きされているのが見つかり、警察は、東京都内に住むミャンマー人の男が関わったとして威力業務妨害の疑いで逮捕しました。
先月14日、青森市の八甲田山系のロープウエーの山頂公園駅近くにある樹氷やその周辺で、ピンク色の蛍光塗料が大量に吹きつけられ落書きされているのが見つかりました。
警察が目撃情報などをもとに捜査を進めたところ、東京・新宿区の20代のミャンマー人の男が関わった疑いがあるということで、警察は22日、蛍光塗料を吹きつけてロープウエーを運行する会社の業務を妨害したとして、威力業務妨害の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、当時、スキーをするために訪れ、調べに対し、「一緒にいた女性を喜ばせたくて落書きした」などと容疑を認めているということで、警察が詳しいいきさつを調べることにしています。
青森市と十和田市にまたがる八甲田山系は十和田八幡平国立公園に含まれ、その大部分が最も規制が厳しい特別保護地区に指定されていて、管理する国などは景観を守るよう呼びかけを強めています。
-- NHK NEWS WEB