22日のニューヨーク株式市場は、投資家が注目しているアメリカの長期金利がいくぶん低下したことから、株式を買い戻す動きが出て、ダウ平均株価は160ドル以上値上がりしました。
22日のニューヨーク株式市場は、このところの株価急落の要因となっているアメリカの長期金利がいくぶん低下したため、投資家の警戒感がいったん和らぎ買い注文が出ました。
その結果、ダウ平均株価は前日より164ドル70セント高い2万4962ドル48セントで取り引きを終えました。
ただ、前日の21日にはアメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が利上げのペースを速めるという見方が広がり、長期金利は、およそ4年1か月ぶりの高い水準を付けています。
市場関係者も「ダウは一時350ドル以上値上がりしていたが、取り引き終盤にかけて長期金利が再び上昇傾向を見せたことから上昇幅が縮小した」と話していて、株式市場は長期金利の動向をにらみながらの展開が続いています。
-- NHK NEWS WEB