民間の気象会社などが発表した最新のサクラの開花予想によりますと、この春の開花は平年並みか平年よりやや早く、最も早いところで来月19日から20日ごろと予想されています。
気象庁によりますと22日は、上空に寒気が流れ込んだ影響で関東や東北を中心に気温が上がらず、日中の最高気温は、盛岡市で0度4分、東京の都心で3度2分、新潟市で3度8分と平年を3度から7度ほど下回る寒さとなりました。
23日の朝も気温は上がらず、東日本や西日本では0度前後の厳しい冷え込みが予想されています。
一方、民間の気象会社などが発表した最新のサクラの開花予想ではことしは各地で平年並みか、平年よりやや早いと予想されています。
このうち、「ウェザーマップ」が22日発表したこの春のソメイヨシノの開花予想日は、最も早い高知市で来月19日ごろと予想されています。
また、熊本市と宮崎市で来月20日ごろ、福岡市で来月21日ごろ、名古屋市で来月24日ごろ、東京の都心と大阪市が来月26日ごろ、新潟市と仙台市で4月11日ごろなどと、西日本は平年よりやや早くそのほかの地域は平年並みと予想されています。
また、日本気象協会が21日発表した予想によりますと、最も早い熊本市と宮崎市、高知市で来月20日、東京の都心で来月24日、名古屋市で来月25日、広島市と大阪市で来月27日、金沢市と福井市で4月4日、仙台市で4月10日など九州では平年よりやや早く、そのほかの地域では平年並みと見られています。
ウェザーマップは「来月に入ると、しばらく暖かい日が続く予想で西日本では平年よりやや早く東日本などでは平年並みの開花となるだろう」と話しています。
-- NHK NEWS WEB