兵庫県三田市の20代の女性が大阪のマンションを訪れたあと行方がわからなくなっている事件で、女性を監禁した疑いで逮捕されたアメリカ人の男が、大型のキャリーバッグを持って1人でマンションを出ていたことが捜査関係者への取材で分かりました。男は、逮捕された際、奈良市内にいたということで、警察は、女性の行方について捜査しています。
三田市に住む、会社員の20代の女性の行方がわからなくなっている事件では、大阪・東成区のマンションの民泊用の部屋に滞在していたアメリカ人のバイラクタル・エフゲニー容疑者(26)が、女性を監禁した疑いで逮捕されています。捜査関係者によりますと、「わかりません」と容疑を否認しているということです。
これまでの捜査で、バイラクタル容疑者は、今月16日の未明、女性と一緒にマンションに入ったと見られていますが、2日後、大型のキャリーバッグを持って1人でマンションを出る姿が防犯カメラに映っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
男が22日、奈良市内の民泊施設の前で警察に逮捕された際、キャリーバッグは持っていなかったということです。
一方、女性がマンションから出る様子は防犯カメラでは確認できていませんが、これまでの現場検証では女性は見つかっておらず、警察は行方を捜査しています。
-- NHK NEWS WEB