荒れた天気の影響で、北海道では空の便の欠航や列車の運休が相次いでいます。新千歳空港では、23日昼すぎから再び雪が強まり、午後1時半ごろから2本ある滑走路が閉鎖され、このうち1本は、午後8時すぎに再開しました。
新千歳空港を発着する便は、23日午後8時現在で、268便が欠航、または欠航することが決まっています。多くの航空会社が昼すぎ以降の便の欠航を決めたことなどから、一時、出発カウンターの辺りでは便を振り替えようという人たちで混雑しましたが、夜になって並ぶ人は徐々に少なくなっています。
空港で足止めされた多くの利用客は、23日夜は空港で寝泊まりする見込みで、ターミナルビルのあちこちで配られた毛布や寝袋を広げて休んでいる姿が見られます。
一方、北海道内のJRは雪などの影響で午後8時現在、特急列車30本を含む合わせて374本が運休、または運休することを決めています。JR北海道は、運休する列車がさらに増えるおそれがあるとして、最新の運行状況を確認するよう呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB