兵庫県三田市の20代の女性の行方が今月中旬からわからなくなっている事件で、民泊用のアパートの部屋で女性と見られる遺体の一部が見つかりました。警察は、女性を監禁した疑いで逮捕したアメリカ人の男が事情を知っていると見て捜査しています。
兵庫県三田市に住む、会社員の20代の女性は今月15日、「知り合いの男性と大阪で会う」と知人に伝え、民泊用の部屋がある大阪・東成区のマンションを訪れたあと、行方がわからなくなっています。
警察は、マンションの防犯カメラに女性と一緒に入る様子が映っていたアメリカ人のバイラクタル・エフゲニー容疑者(26)を22日、女性を監禁した疑いで逮捕し、女性の行方を捜査していました。
その後の捜査で、バイラクタル容疑者が大阪・西成区にある別の民泊用のアパートの部屋を予約していたことがわかり、捜索したところ、24日午後4時前、スーツケースの中に入った女性と見られる遺体の一部が見つかったということです。
警察は、死体遺棄や損壊の疑いで捜査本部を設置し、身元の確認を進めるとともに、容疑者が事情を知っていると見て捜査しています。
警察によりますと、監禁容疑について「わかりません」と供述し、否認しているということです。
-- NHK NEWS WEB