天皇誕生日の23日から、皇居では年末年始のライトアップが始まりました。
このライトアップは皇居の夜の景観を楽しんでもらおうと、宮内庁が4年前から毎年この時期に行っています。
23日は午後5時に照明が灯されると、二重橋や大手門、それに巽櫓などが暗がりの中に浮かび上がりました。
天皇皇后両陛下の節電の意向も踏まえ、照明にはすべて消費電力の少ないLEDが使われています。
皇居前では、通りかかった人たちが幻想的に浮かび上がる二重橋などの様子に足を止めて見入っていました。
初めて皇居に来たという長野県の56歳の女性は「とてもきれいですね。日中の一般参賀には間に合わなかったんですが、この景色を見られてよかったです」と話していました。
神奈川県の24歳の女性は「ライトアップをしていると聞いてやってきました。昼と比べて雰囲気ががらっと変わって、きれいだなと感じました」と話していました。
皇居のライトアップは来月8日までの17日間、毎日午後5時から午後9時まで行われます。
-- NHK NEWS WEB