週明け26日のニューヨーク株式市場は、投資家が注目しているアメリカの長期金利が低下し、警戒感が和らいでいることから買い注文が広がり、ダウ平均株価は400ドル近く値上がりしました。
26日のニューヨーク株式市場は、アメリカの長期金利が低下し、このところ続いた金利上昇が企業業績に悪影響を与えることへの警戒感が和らいだことから、幅広い銘柄に買い注文が集まりました。
その結果、ダウ平均株価は、先週末より399ドル28セント高い、2万5709ドル27セントで取り引きを終えました。ダウ平均株価は、今月初めの株価急落で1月につけた最高値からおよそ10%下落しましたが、その後は買い戻しの動きが続き、最高値からおよそ3%安い水準にまで回復しました。
市場関係者は「投資家が注目しているアメリカの長期金利が落ち着いていることから、好調な企業の業績に改めて焦点が当たり、買い注文が出やすくなっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB