週明けの26日の東京外国為替市場は、輸出企業が月末の支払いのために手持ちのドルを売って円に換える動きが出て、円相場は値上がりしました。
午後5時時点の円相場は、先週末と比べて、48銭円高ドル安の1ドル=106円54銭~55銭でした。
ユーロに対しては先週末と比べて、31銭円高ユーロ安の1ユーロ=131円26銭~30銭でした。
ユーロはドルに対しては1ユーロ=1.2320~21ドルでした。
市場関係者は「日中、一部の輸出企業が月末の支払いのために手持ちのドルを売って円に換える動きが出た。ただ、27日にアメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長が就任して初めて議会証言するのを前に、取り引きはかぎられた。一部の投資家にはFRBが利上げのペースを加速させるのではないかという観測もあって、発言が注目されている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB