大手電力会社10社がことし4月の電気料金を発表し、火力発電の燃料になる石油や液化天然ガスなどの輸入価格が上昇していることから、2か月連続で10社すべてが値上げすることになりました。
大手電力各社の発表によりますと、ことし4月の電気料金は、使用量が平均的な家庭で、東京電力が72円の値上げになるほか、沖縄電力が57円、中部電力が52円、北海道電力が44円の値上げになります。
このほか、東北電力と関西電力が39円、中国電力が37円、九州電力が35円、四国電力が29円、北陸電力が26円の値上げとなります。10社すべてが値上げするのは、3月に続いて2か月連続になります。
一方、都市ガスの大手4社も、液化天然ガスの輸入価格が上昇していることから、4社すべてが4月のガス料金を値上げします。
平均的な家庭での値上げ幅は、大阪ガスが46円、東京ガスが45円、東邦ガスが43円、西部ガスが35円となっています。
-- NHK NEWS WEB