ことしで開業60年となる東京タワーの特別展望台が「トップデッキ」と名称を改めて、新たな体験型ツアーが来月から始まるのを前に、28日、内覧会が行われました。
東京タワーは2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据えて改修工事が進められています。
このうち、工事が終わった高さ250メートルにある特別展望台は名称を「トップデッキ」に変えて体験型ツアーが行われる予定で、28日、報道関係者にツアーの様子が公開されました。
「トップデッキ」は天井と壁が鏡で覆われ、360度、東京の景色に囲まれているような気分を味わうことができます。
ツアーは、英語や中国語など13の言語に対応した音声ガイドシステムで説明を受けながら景色を楽しめるほか、ドリンクのサービスがあり、待ち時間をなくすため事前予約制となっています。
東京タワーの運営会社、日本電波塔の吉成二男観光本部長は「東京オリンピック・パラリンピックを控えて外国からも多くの方が来ると思うので、いろいろな方が楽しめるようおもてなしをして日本らしさをアピールしたい」と話していました。
「トップデッキ」のツアーは来月3日から始まるということですが、初日の3日の予約はほぼ埋まっているということです。
-- NHK NEWS WEB