ピョンチャンオリンピックのスピードスケートで2つの金メダルを獲得した高木菜那選手が、所属企業の親会社で京都市にある日本電産を訪れ、金メダル獲得を報告しました。
高木選手は、ピョンチャンオリンピックのスピードスケートで新種目の女子マススタートなどで2つの金メダルを獲得しました。日本の女子選手が1つの大会で2つの金メダルを獲得したのは、初めての快挙でした。
高木選手は、28日、所属企業の親会社で京都市南区にある日本電産本社を訪れ、永守重信社長に金メダルを披露するとともに報道陣の取材に応じました。
高木選手は、「会社の支えがあって今までスケートを全力でやることができて感謝している。オリンピックで結果を残せたことを本当にうれしく思う」と改めて喜びを語りました。今後については、「まずはけがをしているひざの治療に専念して、これから自分がやりたいことに全力で力を注げるようにしたい」と述べました。
一方、永守社長は、高木選手に、金メダル1つにつき2000万円合わせて4000万円の報奨金を出すことを明らかにしたうえで、「次は3個くらい金メダルをとってほしい。そのときには喜んで6000万円を出したい」と今後の活躍に期待を示しました。
-- NHK NEWS WEB