19歳の女性を、アダルトビデオの制作会社に紹介したとして、会社役員ら4人が、有害な仕事の紹介を禁じた職業安定法違反の疑いで逮捕されました。撮影を拒否すると、「多額の違約金が発生する」などと言って応じさせていたということで、警視庁が、詳しいいきさつを調べています。4人のうち3人は、容疑を認め1人は否認しているということです。
逮捕されたのは東京・大田区の会社役員、高木誠容疑者(31)ら4人です。
警視庁によりますと、高木容疑者らは、おととし2月ごろアダルトビデオの撮影と知りながら19歳の女性を制作会社に紹介したとして、有害な仕事の紹介を禁じた職業安定法違反の疑いがもたれています。
「必ずモデルになれる」として女性を勧誘し、撮影を拒否すると、「多額の違約金が発生する」などと言って応じさせていたということです。
また女性が承諾した認識がないまま撮影された映像が販売されていたということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。
警視庁によりますと、4人のうち高木容疑者は、容疑を否認し、ほかの3人は容疑を認めているということです。
-- NHK NEWS WEB