兵庫県三田市の27歳の女性の遺体が大阪や京都で見つかった事件で、逮捕されたアメリカ人の男は、無料通話アプリのLINEで、「会いたい」と繰り返していて最後は、女性が断り切れずに会い事件に巻き込まれたと見られることが関係者への取材でわかりました。
大阪の民泊用の部屋や京都などの山林で相次いで遺体が見つかった事件で、警察が身元を調べた結果、先月16日から行方がわからなくなっていた兵庫県三田市の会社員、近藤早紀さん(27)と確認されました。
また警察は、28日この女性を監禁した疑いで逮捕していたアメリカ人のバイラクタル・エフゲニー容疑者(26)を遺体を遺棄した疑いなどで再逮捕しました。
バイラクタル容疑者は、ことし1月に来日していて警察は、実際に女性に会うまでのいきさつを調べていますが、無料通話アプリのLINEで「会いたい」、「家に行く」などと繰り返していたことが、関係者への取材で新たにわかりました。
これに対して女性は、当初は断っていたものの、最後は断り切れずに容疑者と会い事件に巻き込まれたと見られています。
警察によりますと、バイラクタル容疑者は、再逮捕後は黙秘しているということです。
-- NHK NEWS WEB