28日のニューヨーク株式市場は、原油価格が下落したことなどを受けて売り注文が広がり、ダウ平均株価は380ドル値下がりしました。
28日のニューヨーク株式市場は、原油価格が下落したことや、住宅に関する経済指標が振るわなかったことを受けて、幅広い銘柄に売り注文が集まりました。その結果、ダウ平均株価は前日より380ドル83セント安い2万5029ドル20セントで取り引きを終えました。
市場関係者は、「前日上昇したアメリカの長期金利が低下していたため、株価は値上がりして始まったが、原油価格の下落に伴い失速した。前日行われたアメリカ議会の公聴会でFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長が金融を引き締める姿勢を鮮明にしたことに対する警戒感も、下落幅が拡大した背景にある」と話しています。
-- NHK NEWS WEB