1日朝、静岡県富士市の東名高速道路の上り線で、渋滞の列に大型トラックが突っ込んで乗用車など、合わせて5台が巻き込まれ男性1人が死亡しました。警察は、大型トラックを運転していた39歳の男を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕し、事故の原因を調べています。
1日午前7時すぎ、静岡県富士市の東名高速道路上り線の富士インターチェンジ付近で、渋滞の列に大型トラックが突っ込みました。
警察によりますと、乗用車やトラックなど合わせて5台が巻き込まれ、このうち、大きく壊れた乗用車2台には、それぞれ人が閉じ込められ、このうち50代と見られる男性がまもなく死亡しました。もう1台の40代とみられる女性もけがをしているということです。
警察は、大型トラックを運転していたブラジル国籍の会社員、ヒラヤマ・フェルナンド・イサオ容疑者(39)を、過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
調べに対して「前をよく見ていなかった」と供述しているということで、警察は、今後、容疑を過失運転致死に切り替えて事故の原因を調べることにしています。
この事故で東名高速道路の上り線は、富士インターチェンジと沼津インターチェンジの間で通行止めが続いています。
-- NHK NEWS WEB