ことし6月に行われる女子ゴルフツアーの大会の名称に、去年現役を引退した宮里藍さんの名前がつけられることになり、宮里さんはこの大会で、広報活動などを行うアンバサダーを務めることになりました。
元世界ランキング1位の宮里さんは、去年9月のフランスでの大会を最後に現役を引退していて、5日都内で所属先の企業が主催する女子ゴルフツアー大会の記者会見に出席しました。
この中で、ことし6月に神戸市で開かれる国内ツアー大会の名称を、宮里さんの名前を冠して「宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」に変更することが発表されました。
大会ではアマチュア選手やジュニア選手の育成を積極的に支援する方針を掲げ、宮里さんは大会の広報や運営にアドバイスを行うアンバサダーを務めることになりました。宮里さんにとっては引退後、最初の活動になります。
宮里さんはこの大会に、アマチュア時代の2000年に当時、中学3年生で初出場し、2003年には初優勝を果たしたほか、プロとなった2004年にも優勝してその後の活躍につなげました。
宮里さんは「大会の名前に私の名前を添えていただき、すごく光栄に思います。私自身もこの大会を通じて世界に羽ばたけた選手の一人でもあるので、新しい選手がどんどんとこれから世界に出て行けるように頑張ります」と意気込みを話しました。
-- NHK NEWS WEB