取り引きを装って、およそ1億円分の仮想通貨を会社社長から脅し取ろうとしたとして、27歳の男が強盗未遂の疑いで逮捕されました。
調べに対して容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは福岡市の会社役員、瀧本佑樹容疑者(27)です。
警視庁によりますと、瀧本容疑者は去年11月、東京・港区赤坂のホテルで、取り引きを装って27歳の会社社長から仮想通貨の1つ、ビットコインをおよそ1億円分脅し取ろうとしたとして、強盗未遂の疑いが持たれています。
事前に偽札を利用して1億円分の現金に見える写真を社長に送ったうえで、「取引をしませんか」などと持ちかけて呼び出し、10代の少年5人とともに暴行したりナイフを見せて「早くコインを送れ」などと脅したりしたということです。
警視庁が詳しいいきさつを調べています。
警視庁によりますと、瀧本容疑者は調べに対して「自分は関係ない」などと供述し、容疑を否認しているということです。
-- NHK NEWS WEB