7日で創業100年を迎えた大手電機メーカーのパナソニックは、創業者の松下幸之助氏や、これまでの製品を紹介する新しい展示施設を本社のある大阪にオープンしました。
世界的な電機メーカーのパナソニックは、“経営の神様”とうたわれた松下幸之助氏が、大正7年3月7日、現在の大阪・福島区に「松下電気器具製作所」として創業しました。
創業から100年を迎えた7日、パナソニックは、本社のある大阪・門真市に新しい展示施設をオープンしました。
この施設には、幸之助氏が最初の商品である「アタッチメントプラグ」を製造している様子を再現したセットが展示されているほか、「企業は社会の公器である」など創業者が残した発言やエピソードが紹介されています。
また、世界初という赤外線リモコンを搭載したテレビのほか、ビデオカメラやラジカセなど時代を彩った懐かしい製品の数々も展示されています。
記念の式典で津賀一宏社長は、「今後も1年1年、着実に歩みを進めるという決意を新たにすると同時に、次の100年に向けて新たに『再スタート』を切りたい」と述べました。
新しい展示施設は、9日から一般公開されます。
-- NHK NEWS WEB