今月、千葉県香取市の山中に遺体を遺棄したとして建設会社の社長ら2人が逮捕された事件で、2人は、今月3日から行方がわからなくなっている会社役員との間で建設工事の取り引きをめぐってトラブルになっていたことが警察への取材でわかりました。警察は身元の確認を進めるとともに詳しいいきさつを調べています。
8日、千葉県香取市の山中で遺体が遺棄されているのが見つかり、東京・足立区の建設会社の社長、飯島健司容疑者(76)と、同じ建設会社の役員、柴田正和容疑者(52)が遺体を遺棄した疑いなどで逮捕されました。
警察によりますと、「知り合いを遺棄した」という2人の供述に基づいて山中を捜索した結果、遺体の一部が見つかったということです。
遺体の身元はまだわかっていませんが、その後の調べで2人は、今月3日から行方がわからなくなっている千葉県成田市に住む会社役員の60代の男性との間で、建設工事の取り引きをめぐってトラブルになっていたことが警察への取材でわかりました。
2人はこの会社役員の男性と仕事を通じた知り合いだったということです。
警察は遺体で見つかったのはこの男性と見て身元の確認を進めるとともに、詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB