年末で取り扱う荷物が増加しているため物流大手の「佐川急便」は、各地で宅配便の配達に1日から2日ほどの遅れが出ているとしています。このほかの会社も含め、荷物は日数に余裕を持って出してほしいと呼びかけています。
発表によりますと、「佐川急便」は、年末で取り扱う宅配便の荷物が増加しているため、人手が足りなくなり、各地で集荷や配達の遅延が起きているとしています。会社によりますと、26日の時点では1日から2日ほどの遅れが出ているということです。また、時間帯によって営業所への電話もつながりにくい状況になっているということです。
「佐川急便」は「お客様には大変、ご迷惑をおかけしています」と話しています。このほか、「ヤマト運輸」や「日本郵便」は、26日の時点では宅配便や郵便物などの配達に遅れは出ていないとしていますが、今後、高速道路が年末年始で渋滞するなどして配達が遅れるおそれがあるということです。
各社とも、日数に余裕を持って荷物を出してほしいと呼びかけています。このほか、記録的な大雪の影響で会社によって、北海道の全域または一部の地域で荷物の配達に遅れが出ているということです。
-- NHK NEWS WEB