買い物した額に応じて割り引きなどが受けられるいわゆるポイントサービスの分野で、デパートと総合スーパーの最大手どうしが連携することになりました。
「三越伊勢丹ホールディングス」と「イオン」は、ポイントサービスの分野で連携し、ことしの夏をめどにそれぞれの会員が持ってるポイントをお互いに交換できるようにすると発表しました。
三越伊勢丹が運営する「エムアイポイント」は、会員が350万人、イオンが運営する「WAON POINT」は、会員が4500万人に上ります。
両社はそれぞれデパートと総合スーパーの最大手ですが、事業の重複は少なく、ポイントサービスの連携によりお互いに顧客基盤を広げるメリットがあるとしています。
三越伊勢丹は、イオンのほか家具・日用品の「ニトリ」や、コーヒーチェーンの「スターバックス」など幅広く連携先を増やす方針で、業績の改善に向けてポイントの利便性を高めていきたい考えです。
ポイントサービスをめぐっては、デパートやスーパー、コンビニそれにネット通販などが顧客の囲い込みにつなげようと、それぞれ連携先を広げる動きが相次いでいます。
-- NHK NEWS WEB