アメリカ南部テキサス州で、住宅の玄関先に置かれた段ボール箱が爆発する事件が3件相次ぎ、17歳の少年など2人が死亡、2人が大けがをし、警察は同一犯の可能性があるとみて捜査しています。
テキサス州の州都オースティンで12日朝、自宅の玄関先に置かれていた段ボール箱を住民が家の中で開けたところ突然爆発し、17歳の少年が死亡、40歳の女性が大けがをしました。
その5時間後、およそ8キロ離れた別の住宅の玄関先でも同じように置かれていた段ボール箱が爆発し、75歳の女性が大けがをしました。
オースティンでは今月2日にも同様の爆発が起き、3件の事件で合わせて2人が死亡、2人が大けがをしています。
警察の調べによりますと、いずれの事件でも爆発した段ボール箱は運送会社などによって配達されたものではないということです。警察は同一犯の可能性があるとみて爆発物の種類を分析するなどして捜査しています。
現地ではおよそ40万人の参加が見込まれる最新技術の見本市が開かれていて、警察は警戒を強めています。
-- NHK NEWS WEB