成田空港に3本目の滑走路を建設するなどとした拡大案が国や周辺自治体などでつくる協議会で最終合意されました。拡大案が実施されれば、航空機が発着できる回数が現在の1.7倍になる予定で、開港40年となる成田空港は大きな転換点を迎えました。
成田空港の拡大案は、3本目の新しい滑走路をおよそ10年後をめどに建設し、現在午前6時から午後11時までとなっている運用時間を午前5時から翌日の午前0時半までに段階的に延長することが柱です。
13日夜、国、空港会社、千葉県、それに、周辺自治体からなる4者協議会が開かれ、拡大案は最終合意されました。
拡大案をめぐっては地元住民の騒音への強い反発を受けて、国と空港会社が2度の修正を行ったほか、千葉県が周辺自治体に対する地域振興策を策定するなどして、理解を求めた結果、すべての関係自治体が受け入れる意向を示していました。
拡大案が実施されれば、航空機が発着できる回数が年間50万回と現在の1.7倍に大幅に増える予定です。
羽田空港の国際化やアジアの空港で拡張が進み、国際競争力の向上が課題となるなか、開港40年となる成田空港は大きな転換点を迎えました。
-- NHK NEWS WEB