14日は、広い範囲で晴れて各地で最高気温が20度を超え、4月下旬からところによって6月上旬並みの陽気となりました。民間の気象会社などによりますと、今月に入っての暖かさで、これまでよりサクラ開花の予想が早まり、今週後半から来週にかけて、各地で開花する見込みです。
気象庁によりますと、14日は、西日本から北日本にかけて広く高気圧に覆われて晴れ、各地で気温が上がりました。
日中の最高気温は、前橋市で24度5分、福岡市で23度ちょうど、名古屋市で22度7分、福島市で21度7分、大阪市で21度6分、東京の都心で21度5分などと平年より8度から12度ほど高くなり、各地で4月下旬からところによって、6月上旬並みの陽気となりました。
15日も気温が上がり、日中の予想最高気温は、前橋市で24度、福島市と富山市、それに東京の都心で23度、大阪市と名古屋市で21度などと東日本や北日本では、14日より高くなるところもある見込みです。
一方、民間の気象会社などが発表したサクラの開花予想によりますと、今月に入って暖かい日が続いていることなどから、これまでより開花の予想日が早まりました。
日本気象協会が14日発表した予想では、ソメイヨシノの開花日は、最も早い高知市で16日と予想されています。また熊本市で今月17日、東京の都心で今月20日、大阪市と名古屋市で今月21日、仙台市と新潟市で来月5日などと各地で平年より早くなると予想されています。
「ウェザーマップ」が今週発表した開花予想では、最も早い高知市が15日、東京の都心と熊本市で今月18日、名古屋市で今月20日、大阪市で今月22日、仙台市と新潟市で来月5日などと予想されています。
各地のサクラは、開花から1週間ほどで満開となる見込みです。
-- NHK NEWS WEB