気象庁は、17日午後「東京でサクラが開花した」と発表しました。去年より4日、平年より9日早い開花です。
気象庁によりますと、17日朝の最低気温は東京の都心で3度1分と平年より1度5分低く、3月上旬並みとなるなど各地で最低気温が平年を下回るひんやりとした朝となりました。
東京・千代田区の靖国神社では、17日午後2時半ごろ、気象庁の担当者が、サクラの開花の目安にしているソメイヨシノに5輪、6輪以上の花が咲いているのを確認し、気象庁は「東京でサクラが開花した」と発表しました。東京のサクラの開花は、去年より4日、平年より9日、いずれも早くなりました。
気象庁によりますと、東京の都心では今週、2日連続で最高気温が20度を超えるなど先月下旬から暖かい日が続いたため、開花が一気に早まったと見られるということです。
例年、開花から1週間から10日で満開になるということです。
サクラの開花は、16日までに高知県と宮崎県で発表されていて、17日は東京のほか、鹿児島県や長崎県で開花が発表されました。民間の気象会社などによりますと、今週末から来週にかけて西日本と東日本の各地でサクラの開花が予想されています。
-- NHK NEWS WEB