牛丼チェーン大手の「松屋」は、原材料価格や人件費が上昇していることから、来月、牛丼など一部のメニューを4年ぶりに値上げすることになりました。
発表によりますと、「松屋」は、来月3日午後2時から牛丼や定食など一部のメニューを10円から50円値上げします。
このうち、全国のおよそ350店舗で販売している「牛めし」は、並盛を290円から320円に値上げするなど、30円から50円値上げします。
首都圏を中心としたおよそ580店舗で販売している主力メニューの「プレミアム牛めし」は、大盛を520円から530円に、特盛を630円から650円にそれぞれ値上げしますが、並盛は380円で据え置きます。
値上げの理由は、コメや牛肉の仕入れ価格が高止まりしていることに加え、人件費も上昇しているためだとしていて、「松屋」が牛丼などを値上げするのは、消費税率が引き上げられた2014年4月以来、4年ぶりになります。
牛丼チェーンでは、最大手の「すき家」も去年11月に牛丼などを値上げしていて、原材料価格や人件費の上昇の影響が広がっています。
-- NHK NEWS WEB