21日のニューヨーク株式市場は、FRB=連邦準備制度理事会による金融引き締めのペースは警戒するほど速くはないという見方から、買い注文が広がりダウ平均株価は、一時、200ドル以上値上がりしました。
21日のニューヨーク株式市場はFRBが利上げの決定と合わせて公表した今後の利上げのペースの想定が年内はあと2回と、前回、公表した想定を据え置いたことから、利上げのペースが速まることを懸念していた投資家の警戒感がいくぶん和らぎました。
このため幅広い銘柄に買い注文が出てダウ平均株価は、一時、前日より200ドル以上値上がりしました。
市場関係者は「今回の会合で利上げを決めることはすでに織り込まれていて、投資家の関心は今後の利上げのペースに移っていた。年内にあと3回の利上げを予想する見方が出ていたため、警戒感がいったん和らいだ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB