日産自動車は2022年度までに、ハイブリッド車も含めた「電動車」の販売を今の6倍程度に上る年間100万台に引き上げる計画を発表しました。
発表によりますと、日産は今年度から2022年度までの間に、走行中に排ガスを出さない電気自動車を新たに8車種投入するとしています。
このうち、大気汚染対策として国の主導でEVシフトが進む中国で4車種を投入するほか、日本でも軽自動車タイプの電気自動車を投入します。
また電気自動車とは別に、エンジンで発電した電気で走る新しいタイプのエコカーの販売を、日本だけでなく海外でも拡大する方針です。
これにより、電動車の販売を2022年度までに今の6倍程度に上る年間100万台に引き上げる計画です。
自動車メーカーでは、トヨタが2030年に年間の販売台数のおよそ半分にあたる550万台を電動車にする方針を示し、ホンダも2030年に全車種の3分の2を電動車にする計画で、世界的な環境規制を背景に電動車の投入を拡大する動きが相次いでいます。
-- NHK NEWS WEB