週明け26日のニューヨーク株式市場は、アメリカと中国の貿易摩擦が和らぐことへの期待感から買い注文が膨らみ、ダウ平均株価は、一時、500ドル以上値上がりして取り引きされています。
26日のニューヨーク株式市場は、アメリカのムニューシン財務長官が、アメリカメディアへのインタビューで、貿易摩擦の懸念が高まっている中国との間で「とても建設的な対話をしている」などと述べたことを受けて、警戒感が和らぎました。このため、幅広い銘柄に買い注文が集まり、ダウ平均株価は、一時、先週末より500ドル以上値上がりしました。
市場関係者は「ムニューシン長官はインタビューで、『貿易戦争を恐れてはいないが、それが目的ではない』とも述べていて、投資家の間で貿易摩擦が和らぐことへの期待感が急速に広がっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB