北海道のLS北見の選手たちが使って話題になった「そだねー」というフレーズの商標登録を、帯広市の菓子メーカーより早く、地元の大学生協が特許庁に出願していたことがわかりました。
商標登録を出願していたのは、LS北見の地元の北見市にある国立の北見工業大学の生活協同組合です。
組合によりますと、LS北見が、ピョンチャンオリンピックのカーリング女子で銅メダルを獲得した3日後の先月27日に、「そだねー」というフレーズの商標登録を、特許庁に出願したということです。
組合では、LS北見のメンバーの鈴木夕湖選手が、大学の卒業生ということもあって、すでに今月16日から「そだねー」のフレーズが書かれたTシャツを、50着近く販売しています。
「そだねー」のフレーズをめぐっては帯広市の菓子メーカー、「六花亭製菓」が、今月1日に商標登録を出願していますが、組合の出願はそれよりも2日早いということです。
組合では、商標登録が認められれば文房具や菓子などにもこのフレーズを使うことにしていて、売り上げの一部は、カーリングの振興に充てるなどしたいとしています。
北見工業大学の生活協同組合の白岩研治専務理事は、「LS北見は、これまで経済的に苦労していたという話を聞いているので、少しでも力になりたい」と話しています。
-- NHK NEWS WEB