世界遺産に登録されている京都の二条城で往年のスポーツカーや高級車を一堂に紹介する催しが30日から始まりました。
この催しは、京都市や、東京のイベント会社などが開き、中京区にある二条城にはヨーロッパのメーカーの往年のスポーツカーや高級車、合わせて32台が展示されています。
このうち、1971年式の「ランボルギーニミウラSV」はイタリアのランボルギーニ社が世界最高速度を目指して生産したもので、世界でおよそ150台しか生産されなかったということです。
また、イタリアで文化財にも指定されている、1952年式の「アルファロメオ1900C52ディスコボランテ」は真っ赤なボディーカラーと丸みを帯びた流線形の車体が特徴で、世界で1台しか生産されず、ふだんはイタリア・ミラノにある博物館で展示されているということです。
イベント会社の木村英智さんは「ふだんは見ることができない世界の車が集まっているので、美しさや優雅さを楽しんでもらいたいです」と話していました。
この催しは4月2日まで開かれています。
-- NHK NEWS WEB