東京株式市場では30日、今年度(平成29年度)最後の取り引きが行われ、日経平均株価の終値は2万1454円と、この1年で2500円余り、率にして13%余り上昇しました。
今年度、最後の取り引きとなった30日の東京株式市場はこのところ値下がりしていたIT関連の銘柄を中心に買い注文が広がり、日経平均株価の終値は29日より295円22銭、高い、2万1454円30銭でした。
これは、1年前と比べ金額で2545円、率にして13%余り上昇し、年度の終わりとして平成3年以来、27年ぶりの水準となりました。
また、東証株価指数=トピックスは1716.30となり、1年前より203ポイント余り、13%余り上昇しました。
東京株式市場では、先月6日に日経平均株価が1000円以上急落するなど、このところ荒い値動きが続いていますが、去年後半から年明けにかけて株価の上昇傾向が続いたことで2年連続の上昇となりました。
一方、30日の終値を基に計算した東京証券取引所の1部に上場する企業全体の時価総額は、この1年でおよそ80兆円増えて638兆5655億円となり2年連続で過去最大を更新しました。
-- NHK NEWS WEB