アメリカの電気自動車メーカー、テスラは、カリフォルニア州の高速道路を走行中に中央分離帯に衝突して運転手が死亡した事故について、事故当時、自動運転に準じた機能が使われていたことを明らかにしました。
カリフォルニア州サンフランシスコ近くの高速道路で23日午前、テスラの電気自動車「モデルX」が中央分離帯に衝突し、運転していた38歳の男性が死亡しました。
これについて、テスラは30日、車内のコンピューターを解析したところ、運転手は、前の車との距離を一定に保つための「オートパイロット」と呼ばれる自動運転に準じた機能を使っていたことを明らかにしました。
この機能を使用している際は、ハンドルを一定の時間、握っていないと音声などによる警告がありますが、テスラによりますと、事故の際、警告はあったものの、運転手は衝突までの6秒間、ハンドルを握っていなかったとしています。
アメリカでは今月、アリゾナ州の公道で、配車大手のウーバーの自動運転で走行中の車が歩行者をはねて死亡させ、自動運転など新しい技術の安全性をめぐって懸念が広がっており、今回の事故についても、警察とともにNTSB=国家運輸安全委員会が事故原因の調査に乗り出しています。
-- NHK NEWS WEB