大阪市営地下鉄の民営化に合わせて、大阪市の市バスの事業も1日から民営化され、大阪メトロの子会社がバスの運行を始めました。
JR大阪駅前のバスターミナルでは1日朝、記念の式典が行われ、大阪市交通局のキャラクター「にゃんばろう」から、大阪メトロの子会社「大阪シティバス」の有馬宏尚会長に鍵のレプリカが手渡されました。
有馬会長は「バス事業を取り巻く環境は非常に厳しいが、『運営』から『経営』に意識を変えてバスを守り、発展させたい。関西屈指のバス会社を目指したい」と述べました。
市から引き継いだバス事業は、民営化されたあとも10年間は原則、今の路線や運行本数の水準が維持されることになっています。
-- NHK NEWS WEB