ピョンチャンオリンピックで2つの金メダルを獲得したスピードスケートの高木菜那選手が、京都府亀岡市にある京都学園大学の入学式に登場し、「人とのつながりを大切にして、夢や目標に向かってください」と新入生にエールをおくりました。
京都学園大学は、運営する学校法人の理事長に、先月から大手電子部品メーカー「日本電産」の永守重信会長兼社長が就任しました。
スピードスケート女子のマススタートと団体パシュートで2つの金メダルを獲得した高木菜那選手は、グループ会社のスケート部に所属していて、1日の入学式にサプライズで登場しました。
この中で、高木選手は「声援が力となり、金メダルを獲得できました。皆さんも人とのつながりを大切にして、夢や目標に向かってください」と、新入生にエールをおくりました。
また、永守会長兼社長は、来年4月から大学の名前を「京都先端科学大学」に改めることを明らかにしました。
大学には現在、経済経営学部や健康医療学部などがありますが、今後、キャンパスを整備し、再来年には、モーターやロボットの研究に特化した学科を備える工学部と大学院の工学研究科を開設し、工学系の人材育成にも力を入れていくということです。
-- NHK NEWS WEB