中古住宅を安心して買えるようにしようと、国が物件の品質に “お墨付き” を与える制度が始まりました。全国的に増加している空き家の有効活用につなげる狙いもあります。
この制度は「安心R住宅」という名前で、国土交通省が今月から始めました。
中古住宅を売りたい不動産会社などは、その物件が昭和56年の耐震基準を満たしているかや構造上の不具合がないかを確認します。
さらにトイレや洗面台などを含む物件の写真や、過去に行われたリフォーム工事の情報を閲覧できるようにします。
こうした要件を満たした中古住宅は、国の “お墨付き” となる「安心R住宅」というマークを付けて宣伝することができる仕組みです。
国土交通省は、中古住宅を安心して買えるようにして全国的に増えている空き家の有効活用につなげたいとしています。
-- NHK NEWS WEB