日銀が2日に発表した短観=企業短期経済観測調査は、代表的な指標とされる大企業の製造業の景気判断がプラス24ポイントと、前回の調査を2ポイント下回り、8期ぶりに悪化しました。
日銀の短観は3か月に1度、国内の企業に景気の見方を聞く調査で、今回はおよそ1万社を対象に2月下旬から先月末にかけて行われました。
それによりますと、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた値は、代表的な指標とされる大企業の製造業でプラス24ポイントと、前回の調査を2ポイント下回り、8期、2年ぶりに悪化しました。
大企業の非製造業はプラス23ポイントと、前回を2ポイント下回り、6期ぶりに悪化しました。
-- NHK NEWS WEB