アメリカのカリフォルニア州北部にある動画共有サイト「ユーチューブ」の本社で現地時間の3日午後1時前、日本時間の4日午前5時前、銃撃があり、警察によりますと、4人が病院に運ばれました。また容疑者とみられる女は現場で死亡したということです。
日本時間4日午前5時前、アメリカのカリフォルニア州北部サンフランシスコ郊外のサンブルーノ市にある動画共有サイト「ユーチューブ」の本社で銃撃がありました。
これについて日本時間午前6時半すぎに地元の警察が会見しました。それによりますと、合わせて4人が銃で撃たれてけがをし、病院に運ばれたということですが、その後、銃で撃たれたのは3人だと発表しました。
また、容疑者と見られる女が現場で死亡し、警察は自殺だと見ています。
一方、けが人を受け入れている病院も記者会見を行い、けが人のうち36歳の男性が重体だと明らかにしました。
2005年に創業したユーチューブは、サンフランシスコ国際空港からおよそ7キロ離れたサンブルーノ市の一角に本社を構えていて、警察によりますと、数百人が働いています。2006年にグーグルの傘下に入り、IT企業が集まるサンフランシスコとシリコンバレーを合わせた「ベイエリア」と言われる地区を代表する企業の一つです。
容疑者の動機に関心が集まる中、FBI=連邦捜査局のサンフランシスコ支部は「FBIの捜査員も現場にいるが、現時点では地元の警察が捜査を主導している」とツイッターに書き込み、今回の銃撃事件がテロ関連でないという認識を示しました。
-- NHK NEWS WEB